2日目のバンコク

時差のせいで、5時前から目が覚めてしまう。せっかく早起きしたので、前から行きたかったメークロン市場に行くことにした。YouTube で見たBTSウォンウェイヤイから冷房無しのローカル線に乗り換え、途中船に乗るルートで行くことにした 。 


何回か動画で行き方を確認をしたけど、BTSウォンウェイヤイ駅に降りた時、変な方向に行ってしまったため、国鉄ウオンウイエンヤイ駅にたどり着いた時には予定していた8:30発はすでに発車していた。1日一往復だけど聞いていたので、明日出直そうと思っていたら、なんと、コロナ前の1日四往復に戻っていた。迷わず9:30発に乗り込んだ。



最前列の席を取り、待ち構えて得るのに、9:30になっても出発する様子なし? 日本人的には理解できない。

車内はこんな感じで、紙の切符もある。スクンビットにいると、タイの発展を感じるが、郊外を走る国鉄は昔のままで、郷愁を感じさせる。



連結部は、よろけたら最後かも!


国鉄メークロン線の窓からは、湿地帯、運河、熱帯雨林のジャングルなどが観られる。雨季なので、いかにも水捌けの悪そうな運河に澱んだ水が溜まっている。その澱んだ水の上に高床式の家が立ち並んでいる。ボーフラが繁殖しそうで、衛生面が気になる。乾季なら、地面は乾燥しているのだろうか? 


クロンとはタイ語で運河だから、沿線が運河のような湿地帯なのかな? 1時間ほどでマハチャイ駅に到着。ここから船に乗り、対岸の駅へと移動する。船は庶民が日常生活で利用する交通手段なのか、人の数よりバイクの方が多い。無理矢理入り込み、後輪が船からはみ出ているバイクもいた。


対岸には11時前に渡り終え、バーンラーン駅までは徒歩7分くらいで着いた。ところが次の出発はなんと13:30。前の8:30発だったら連絡が順調だったのだろうか? 待つしかない。暑さの中、ぶらぶらと街見学をし、昼食を食べられるところを探した。こんな時は、昼からビールしきゃないよね〜。


列車に乗り、1時間ほどでメークロン市場に来た。列車が通れるようにひさしと陳列してある品物が下げられていた。これをバタバタとやるので、別名バタバタ市場とか。映像でよく観た光景のまんまである。私以外で唯一の旅人らしきラテン系のお姉さんが写真を撮りまくっていた。外では、観光客が(ほとんど欧米人とタイ人)がシャッターを切っている。予想以上の人出だった。



列車が通った後は、またこの通り。



おばちゃんに乗せられて、買う予定のないマンゴスチンを買う羽目に。日本人はカモられる?


今回は、朝乗り遅れたので、残念ながら外から市場を通り抜ける列車を撮る時間がなかった。バンコクのバスターミナルまでバスで帰ることもできたが、懲りることを知らない私は、また、同じルートで、ウオンウイエンヤイで夕食のパッタイとカオマンガイを買って帰ったのだった。